「一人は寂しくない?」
そう聞かれることがあります。
もちろん誰かと過ごす時間も好きです。
でも私は昔から、一人で過ごす時間が好きでした。
静かな部屋で本を読んだり。
植物を眺めたり。
動物たちと過ごしたり。
そんな何気ない時間に安心します。
今回は、私が一人の時間を好きな理由についてお話したいと思います。
小さい頃から一人の時間が当たり前だった
私の両親は共働きでした。
学校から帰ると家には誰もいない。
いわゆる鍵っ子でした。
兄弟とも年齢が離れていて、一緒に遊んだ記憶はあまりありません。
だからなのか、一人で過ごす時間は小さい頃から当たり前でした。
ビデオデッキにお気に入りの作品を入れて観るのが大好きでした。
特に夢中になったのが『もののけ姫』です。
映画館で観たあと、その世界観が大好きになり、ビデオを買ってもらいました。
何度も何度も繰り返し観て、好きな場面のセリフや音楽まで覚えてしまうほど。
私は一人ではなかった
当時の我が家には猫が7匹と犬が1匹いました。
今とは時代も違い、犬は外で飼われ、猫たちは家と外を自由に行き来していました。
学校から帰ると庭には犬がいて、
気がつくと猫が窓から入ってきたり、
いつの間にか隣で眠っていたり。
いつも動物たちの気配がそばにありました。
だから、一人でいる時間は多かったはずなのに、寂しいと思った記憶がほとんどありません。
『もののけ姫』に登場するサンは、狼に育てられた少女です。
もちろん私は狼に育てられたわけではありません。
でも子どもだった私は、
「なんだか少し似ているかもしれない」
と思ったことがありました。
今思うと少し大げさですが、それくらい動物たちは私にとって身近な存在だったのです。
友達というより家族。
家族というより、いつも当たり前にそこにいる仲間。
そんな存在でした。
動物たちから教わったこと
今思えば私は、人よりも先に動物たちからたくさんのことを学んだ気がします。
距離感。
上下関係。
相手を尊重すること。
甘えるタイミング。
無理に近づかなくても、一緒にいるだけで心地いいこと。
猫も犬も、それぞれ性格が違います。
甘えん坊な子もいれば、一人が好きな子もいる。
でも、お互いの距離を尊重しながら一緒に暮らしています。
たくさんの人に囲まれるよりも、大切な人とゆっくり関わる方が落ち着きます。
心の内を話せる友人も、片手で数えられるくらいです。
でも、それで十分だと思っています。
今も変わらない好きな時間
大人になった今も、一人の時間は私にとって特別です。
休日は家で過ごすことがほとんど。
なぜなら我が家には、犬や猫、爬虫類たちがいるからです。
猫がいて。
犬がいて。
ふと振り返るとレオパがこちらを見ている。
そんな穏やかな空間が大好きです。
漫画を読んだり。
アニメを観たり。
パンを焼いたり。
庭を眺めたり。
観葉植物に話しかけたり。
特別なことは何もありません。
でも、そんな時間が私にとってはとても贅沢で、幸福な時間です。
まとめ
一人の時間が好きなのは、
寂しいからではなく、安心するから。
小さい頃から慣れ親しんできた時間だから。
そして、その時間の中にはいつも動物たちがいてくれたから。
静かな時間の中で、
自分の気持ちを整理したり、
好きなことを楽しんだり、
明日への元気を少しずつ蓄えています。
これからも私は、
犬や猫たちに囲まれながら、
植物を育て、
パンを焼き、
静かな時間を大切に暮らしていきたいと思います。



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